「国境リーグ」
エンターテイメント小説
コロナ禍により自宅で過ごすことが多い今、自宅で読書を楽しむなら「国境リーグ」がおすすめ!
紙本版480ページ、電子書籍版ともにAmazonにて販売中!

最後に微笑むのは……!?

韓国人観光客に依存する国境の島、対馬で日韓の国境をまたいで試合を行う野球の独立リーグを設立するという話が、元プロ野球選手から対馬市長へ持ち込まれる。

ところが、元プロ野球選手の背後には大きな野望を抱いた人物が……。そしてさらにその背後にもとてつもない大きな野望を抱いた人物の影が……。

そして最後に微笑むのは……?

国境の島が直面してきた本質的な危機とは?

英会話

大陸との狭間で……

「魏誌倭人伝」にもその名が記され、日本と大陸の狭間で苦悩する一方、その恩恵も受けてきた対馬。今また、日韓関係悪化に大きく揺れているこの国境の島には、歴史的に貴重な場所がいくつかある。

写真の金田城(かなたのき)は、663(天智2)年の白村江の戦いで倭と百済の連合軍が唐と新羅軍に敗れた後、国防の最前線として防人が常駐していた場所である。

対馬は、平安時代の刀伊の入寇、鎌倉時代の元寇、室町時代の応永の外交と、歴史上度々外国からの攻撃を受けている。豊臣秀吉の朝鮮出兵では、島主・宗義智は義父の小西行長とともに先陣を担わされた。そして、関が原の戦いで徳川の世になると、義智は家康から朝鮮との国交回復交渉を命じられ、国書改竄まで行っている。この命懸けの交渉の結果、国交回復後は中世以来持ち続けた朝鮮貿易の特権を対馬藩は得ることができたのである。明治時代には、対馬沖が、ロシアのバルチック艦隊と日本の連合艦隊による日本海海戦の舞台となった。島の北部には、連合艦隊司令長官、東郷平八郎の書による題字が刻まれた日本海海戦の記念碑が建てられている。

対馬は、国境の島として、外交上重要な位置にあり、訪れる人々に悠久の歴史を感じさせてくれる場所でもある。

英会話

きっかけは対馬の本質的危機を象徴するもの……

   2019年、日本と韓国は過去最悪と言われるほど関係が悪化した。韓国の最高裁である大法院が元徴用工の人たちに対して,日本企業への賠償請求権を認めたことが発端である。その後、日本、韓国ともに実質的な報復措置を取り合う形となり、韓国では日本製品の不買運動が起こった。反日を掲げる集会も開かれるようになり、日本へ旅行に出かけるなど考えられないという空気が韓国国内に流れるようになる。

   このような日韓関係悪化の影響を最も受けたのが国境の島、対馬である。前年の2018年には島の人口の10倍を越える韓国人観光客が対馬を訪れていた対馬であるが、その数は激減してしまった。対馬を縦横に走っていた韓国人観光客を乗せた観光バスは、すっかりその姿を見なくなってしまった。韓国人観光客を目当てにオープンしたホテルは空室ばかり、免税店でも閑古鳥が鳴いている。島の最北端に位置する韓国展望所には、毎日多くの韓国人観光客が訪れ、韓国語が飛び交っていたが、2019年に入るとだんだんと韓国人観光客を見かけることはなくなっていった。写真の石垣が連なる厳原の武家屋敷跡も多くの韓国人観光客が歩いた道であるが、2019年以降、ほとんど韓国人観光客は見かけなくなった。日韓関係の悪化によって、対馬の経済は大打撃を受けたのである。

   「国境リーグ」は序章が2000年、1章は2015年秋。本格的な物語の展開は2015年から始まる。まだ、多くの韓国人観光客が対馬を訪れていたころである。物語の中で韓国人の野心家がしかけた罠は、2000年代から多くの韓国人が対馬を訪れ始めたころから指摘され始めた対馬の本質的危機そのものである。はたしてそれは……?

ACCESS

店舗名 株式会社フロイス
住所 東京都府中市清水が丘1-9-24 吉野ビル302

※弊社をご訪問される際は、必ず事前にお電話ください。
電話番号 042-352-1881
営業時間 10:00~18:00
定休日 土日祝
最寄駅 東府中駅
お気軽にお電話ください
042-352-1881 042-352-1881
10:00~18:00
東京都府中市清水が丘1-9-24 吉野ビル302

※弊社をご訪問される際は、必ず事前にお電話ください。

厳原港のシンボル

写真は対馬の海の玄関口、厳原港にそびえる立亀岩。古からずっと厳原港を見下ろしてきた厳原港のシンボルである。

近年、対馬では空港がある美津島町のにぎわいが増し、道路の整備が進んだこともあり、長く対馬の中心地として栄えてきた厳原の存在感はかつてのものではなくなっているかもしれない。しかし、厳原の中心部の対馬市交流センター(通称ティアラ)では、韓国人観光客の姿を見ない日はなかった。2018年までは……。

徴用工問題に端を発した日韓関係の悪化により、対馬を訪れる韓国人観光客は急激に減少した。島内を走り回っていた観光バスは姿を消し、ティアラで飛び交っていた韓国語は耳に飛び込んでこなくなった。韓国人観光客目当てに開店した免税店では閑古鳥が鳴いている。まさに対馬は危機的状況に陥ってしまったのである。

「国境リーグ」の舞台は、日韓関係が悪化する前の対馬が舞台。独立リーグによって、日韓の交流を更に加速させようとするものである。だが、一人の男は、独立リーグの先に、対馬を更に潤わせる可能性を秘めた夢を抱いている。

果たしてそれは……?

英会話

弊社の商品に関するお問い合わせは、下記にお願いします。